金メッキ端子は買取可能?買取価格はどれくらい?
金属スクラップの売却をお考えの場合、その中に金メッキ端子も含まれているかもしれません。金メッキ端子は他の金属スクラップと比べると、高い買取価格がつかないと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?今回は、金メッキ端子の基本から買取価格の相場までご紹介します。
金メッキ端子とは?
金メッキ端子は金属スクラップの一つで、買取の対象になることがあります。
そもそも端子とは、電気回路の端に取り付け、他の回路や素子と接続するための器具のことを指します。そしてその端子には何らかの金属が使われますが、そこに様々な理由から金の薄い膜を張ったものが金メッキ端子と呼びます。
金メッキとは、金属材料の表面に薄い金の層を付着させる方法、または付着させた物品のことを指します。端子に金の層を付着させることで耐食性が非常に高くなり、電気抵抗が小さく、はんだ付け性がよくなる、などの特徴があります。
金メッキ端子は、電気接点、コネクター、プリント基板など、多くの電子部品に使われています。
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●金メッキの方法
金メッキの方法としては、古くから、電気などを使う方法がとられてきました。さらに古い時代になると、日本の古墳などから出土するような青銅器の金メッキなどは、アマルガム法という金メッキ方法がとられてきました。これはあらかじめ金を水銀に溶かしてそれを、対象に塗布した後、水銀を焼き飛ばして金だけを残し、金メッキ加工を行う方法です。
その後、電気メッキ法が開発されましたが、摩耗に弱いという点から、近年はPVDという真空中で高電圧を加えることで、イオン化させた金を別の金属に照射して蒸着させる方法が広く普及しています。
金メッキ端子は買取してくれる?
金メッキ端子は、その金メッキの金の量によって買取が可能になります。量によってというのは、深い意味があります。
まず、弊社では、金メッキ端子を精製分析します。
そして金メッキとして覆われている金の量はどのくらいになるかを調べます。その金の量に応じて買取できるかどうかが決まるのです。
もし金メッキ端子の数が非常に多いのであれば、塵も積もれば山ととなり、多くの金が集められることから、高い金額で売却できる可能性も高まります。
金メッキ端子の査定方法について
K.G.B.(神戸ゴールドバンク)では、金メッキ端子の金属スクラップは、まず自社工場で精製分析を実施いたします。
まず、金メッキ端子などの金属スクラップには、金、プラチナ、銀、パラジウム、ロジウム、イリジウム等を含み、固体・液体・粉体・ペースト状のものなど、さまざまな状態のものが存在しますが、精製分析を行うことで、金メッキ端子にどのくらいの金が含まれているかを調べることが可能です。専用分析機材・精製装置を用いて、高い貴金属回収率を実現します。
金メッキ端子の買取価格の相場は?
金メッキ端子の買取価格は、金の含有量によって大きく異なりますが、大量にある場合は、それなりの査定金額がつく可能性も期待できます。
大量に保有している、もしくは定期的に発生するといった場合には、一度査定を依頼してみる価値があると思います。
最新の買取相場は以下のページに掲載していますので、金メッキ端子の売却をご検討の方は、ぜひご覧ください。
まとめ
K.G.B.(神戸ゴールドバンク)では、では、金メッキ端子の買取を積極的に行っております。
金メッキ端子の売却をお考えの場合には、ぜひK.G.B.(神戸ゴールドバンク)にご相談ください。