貴金属買取の豆知識 bits of knowledge

貴金属買取の際に気になる!金とプラチナの違いとは?

貴金属買取を考えておられる方の中でそれぞれの貴金属の違いがいまいちわからないという方はいらっしゃいませんか?
そこで今回は、貴金属の中でも特に価値が高いとされている金とプラチナの違いについてご紹介します。

貴金属とは

そもそも金とプラチナの違いを見ていく上で貴金属という言葉の定義を理解しておくことが重要です。
貴金属とは一般的に金と銀、プラチナ(白金)、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムの計8種類に分類されます。
稀少性が高く加工がしやすい、性質が変化しにくいといった特徴があり、反対に貴金属に属さない金属はすべて卑金属として扱われます。
卑金属は貴金属に比べてイオン化傾向が高く、サビなどが発生しやすいとされています。
上記からわかる通り、金とプラチナは両方貴金属に含まれています。

金とプラチナの違い

埋蔵量と産出量

金とプラチナの大きな違いの一つに、その埋蔵量と産出量があります。
もともと金やプラチナといった貴金属は地球上に存在する量が決まっており限度があります。
金は歴史的に古くから採掘され、宝飾品などに長い間使用されてきました。
そのため現在地球上にはおよそ7万トンしか残っていないと言われています。
一方プラチナは融点の高さから加工しにくく、人類が採掘し利用し始めたのは最近のことです。
しかしながら、もともとの埋蔵量が金と比べて非常に少なく、地球上に残り1万6千トンしか残されていないという調査結果があります。
金とプラチナ、どちらも残り少ない限られた資源であり、その中でもプラチナは特に稀少性が高いと言えるのではないでしょうか。

用途

金とプラチナはお互いの用途がやや異なります。
金の多くが宝飾品といった美しさを見いだすという用途に使用されている一方、プラチナの場合産業用に使われる割合が高くなっています。
日本や中国ではプラチナを宝飾品として加工することが多いようですが、欧米では素材の安定感の高さから医療や自動車部品などに使用されることが多いと言われています。

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まとめ

以上、今回は貴金属の定義や埋蔵量、産出量、用途の違いなどから金とプラチナの違いについてご紹介しました。
プラチナは日本語で白金と呼ばれており、ホワイトゴールドという金とその他の白色金属を合わせた金合金と混同されることがありますので注意が必要です。
金やプラチナの買取を考えておられる方は、ぜひこの記事を参考にしていただけますと幸いです。

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