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パラジウム結婚指輪の特徴は?

この記事では貴金属の一種であるパラジウムの特徴や用途についてご紹介します。

パラジウムの特徴

美しい輝きが特徴

パラジウムはあまり表舞台には出てきませんがプラチナと同じような白色の美しい輝きが特徴です。
結婚指輪といえばプラチナが定番ですが最近ではパラジウムも増えているようです。
パラジウムは東京商品取引語(TOCOM)で取引されています。
その価格は2018年の8月頃から上昇しており2019年2月14日現在では5,324円で取引されており、プラチナの価格に迫る勢いを持っているため投資家の中でも注目されている金属になります。

希少性が高い

パラジウムは貴金属の中でも希少性が高く、レアメタルの一種でもあります。
自動車触媒、電子機器などの工業用需要、あるいは歯科用材料として用途が幅広いです。

価格が高騰している

金やプラチナといった他の金属が不安定な値動きを見せる中、パラジウム相場は明確な上昇トレンドを形成しています。
根底にあるのはパラジウム供給が逼迫していることです。
2018年は160万オンスの供給不足を示しています。
そして、足元では世界経済の復調傾向が一段と確かになる中で従来よりも価格水準を引き上げて供給環境を刺激する必要性が指摘されています。
パラジウムは2016年の1月からほぼ一貫して価格水準を引き上げている相場であり、需要、供給の逼迫化から価格が上昇すると言う長期トレンドの中に位置し始めています。
ここ2年ほどで価格がおよそ倍増しているのもこうした背景があります。

パラジウムは何に使うの?

結婚指輪に使用されることも多いパラジウムですがその他にはどのような用途があるのでしょうか?

歯科治療

歯科治療でもパラジウムは用いられてきました。
銀歯はパラジウム20%を含むパラジウム合金でできています。
しかし、ドイツなどの医療先進国ではパラジウムが体に与える悪影響を考慮してパラジウムフリーの金属を使うことを強く推奨しており、外国製の日本のパンフレットでもパラジウムの悪影響を謳っているなど歯に埋め込むのはよくないと認識されています。

電気・電子工業用部品

パラジウムは電気電子部品にも使用されます。
金銀プラチナの合金にして接点に使ったりコンデンサーの材料に使ったりします。
コンデンサーの使用では代替物質でニッケルが使用されており移行が進んでいます。

化学反応の触媒

パラジウム触媒は貴金属の中でもっとも多く多方面で用いられています。
酢酸ビニルの合成、過酸化水素の合成、高純度テレフタル酸の精製などが使用例となっています。

終わりに

以上、パラジウムについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ぜひこの記事を参考にしていただきお役立てください。

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