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6月FOMCは政策金利の据え置き決定。

予想通りの利上げ見送りであり、市場の関心事は内容とその後の発言でした。

声明では経済活動は上向いているものの、労働市場の改善は減速していると指摘し、経済見通しを下方修正。会見では利上げ時期に言及せず、年2回利上げと7月利上げの可能性を残しましたが、金利見通しも引き下げられている為、全体としてはハト派な印象となっています。

英EU離脱懸念が高まる中、FOMCが利上げ見送り・ハト派的姿勢を示したことで市場のリスク回避はやや一服。NYダウは小幅安となったものの、ドル安で貴金属は上昇しています。

FOMCは市場の期待通りとなりましたが、本日の日銀金融政策決定会合はどうなるのでしょうか？