相場天気予報MARKET FORECAST

連休中の市場は北朝鮮情勢やトランプ大統領といったリスク要因に動きなしという事でリスクオン。

そして、今日から開催されＦＯＭＣを前に、先週発表された米ＣＰＩの改善からの年内利上げ観測が改めて意識される展開となりました。

上昇を続けていた貴金属が調整入りで全面安。金は1300ドルを試すような値動き。そして逆相関的に上げてきているのが米株式。ＮＹダウは５営業日連続となる史上最高値更新を記録しています。

すべては今日からのＦＯＭＣ次第です。今回のＦＯＭＣではバランスシートの縮小を決定する見込み。スケジュールや縮小規模にサプライズはないと思われ、市場も既に織り込み済みであり、焦点となるのは年内利上げ。現状での年内利上げについての市場予想はほぼ50：50に割れているだけに、材料が投下されれば一気に傾いていく可能性があります。サプライズはあるのでしょうか？