米ベージュブックを受けリスクオン。
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- 2018.05.31
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今朝方発表されたアメリカ地区連銀経済報告（ベージュブック）では、米中による貿易摩擦への懸念が台頭する中でも引き続き4月～5月にかけての米製造業は良好であるとの見解が示され、経済活動においても緩やかなペースで拡大しているとの内容が示されました。
また昨晩発表された5月ADP雇用統計は事前予想（前月比△19.0万人）をわずかに割り込む17.8万人、1～3月期GDP改訂値は2.3%→2.2％に下方修正されるものの、マーケットの反応は年内利上げ観測がやや緩和される内容になった事を概ね好意的に捉え、NY株式市場は主要3指数共にリスクオンの展開となり揃って反発。
また一旦中止が取り沙汰されていた米朝首脳会談も予定通り行われるとの見方が再び浮上した事も市場の安心材料となったようですね。
金属相場も良好なアメリカのファンダメンタルズ面での指標を確認した事を受け昨晩は素直に反発。
貴金属相場でも工業的需要の側面からテクニカル的な買いが入り、プラチナ・銀・パラジウムは揃って反発。
週末に控えた雇用統計を前に市場はややリスクオンムードの様相。
≪本日の主要経済指標発表予定リスト≫
31日 10:00 中国：5月製造業PMI
31日 18:00 ユーロ：5月消費者物価指数
31日 21:30 アメリカ：4月個人消費支出
31日 21:30 アメリカ：前週分新規失業保険申請件数
31日 22:45 アメリカ：5月シカゴ購買部協会景気指数
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