相場天気予報MARKET FORECAST

地政学的リスクが高まってきました。。

Ｇ７外相会合は米国のシリア攻撃を容認。

Ｇ７ではシリア・アサド政権の後見人であるロシアにも制裁を検討されており、シリアへの追加攻撃だけでなくプーチン・ロシアの報復が懸念されます。

そして膠着状態にあった北朝鮮情勢にも動きがありました。

昨日トランプ大統領がツイッターで「中国が協力しなくても、自国で北朝鮮問題を解決する」とし、報道官も「北朝鮮の行動は容認できないと大統領は明確にした」と米単独攻撃もあり得るとの姿勢を示しました。

にわかに緊張が高まっていることで、日本でも腰の重いと言われている外務省が韓国渡航者に注意を促す安全情報を出しています。今までにない空気感です。

米空母が朝鮮半島に迫る中、一触即発の状況となってきました。北朝鮮及び中国の対応に注目が集まります。

貴金属は地政学リスクの高まりから安全資産と買われる教科書通りの展開。金は再び1270ドル台まで急騰する一方、為替も109円台に突入。

地政学的リスクに持続性はないとされますが、突発的な事態が起こり得る状況だけに油断できません。