相場天気予報MARKET FORECAST

昨日の原油相場は一時34ドル台まで下落。しかし、35ドルを割れたことに対する達成感から反発に転じ36ドル台まで切り返して終わっています。原油価格の7日ぶりの上昇を好感しNYダウも上昇。リスク回避一服です。

貴金属は、原油価格に引きずられ下落が先行し、金も一時1060ドル割れ。その後はFOMCでの米利上げ開始が重しとなり、原油の反発についていくことができませんでした。

プラチナについては南アフリカ要因から上昇しています。

さあ今夜からいよいよFOMC。利上げが既定路線ですが、それに付随するイエレンFRB議長の発言にも注目が集まります。利上げに合わせて、低金利の長期化や経済見通しの引き下げがあると予想されます。これにより市場のバランスを図りたいイエレンFRB議長ですが、果たして市場は思惑通りの反応を示すのか？

このところの一方的な商品相場の崩落に是正が入るのか？

今年最後の大一番です。