相場天気予報MARKET FORECAST

昨日も原油の下落が止まらず再び30ドル割れ。

OPECとロシアの減産協議への期待感から上昇していた原油でしたが、関係者からは否定的な声が多く聞こえるなど、減産合意が疑問視される状況となってきたことで急落。米中の景気減速感は強まっており、需要面からの後押しは期待薄。ここは供給サイドの協調減産という手しかないと思われますが、それでもまとまらない原油国たち。今回の協議が破たんすれば再び20ドルに向けて急降下する可能性大です。

原油急落を嫌い、市場はリスクオフに傾きNYダウは295ドル安。

貴金属も原油安に引きずられ下落。景気連動商品である白金系の下落は目立ちますが、安全資産である金・銀の下落は限定的。もう一段の原油の下げには注意が必要です。