相場天気予報MARKET FORECAST

ウクライナ情勢はさらなる悪化。

プーチン・ロシアによる軍事介入を受け、ヤツェニュク・ウクライナ首相は事実上の宣戦布告であると発言。クリミア半島は既にロシアの手に落ちたようで、これを受けウクライナ軍も臨戦態勢に入り、ＮＡＴＯに支援要請。まさに一触即発です。

欧米もロシアを止めるべく経済制裁をちらつかせますが効果薄。両陣営共に本格的な軍事衝突は避けたいはずですが、落としどころが未だ見つかりません。

ウクライナ情勢の緊迫化を受け、市場はリスク回避。株は売られ、資金の逃避先として貴金属と円が買われています。金はマーケットオープンと共に急騰し1340ドル台。円建て価格は為替との綱引きですね。

ウイグル族によるテロ？による影響が懸念されていた中国では、2月HSBC製造業PMIが発表され小幅改善という結果。これでやや中国市場はやや落ち着きを取り戻すでしょうか？

今週はウクライナ情勢以外にもイベントが目白押し。週末の米雇用統計まで気が抜けません。