相場天気予報MARKET FORECAST

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ビックイベントを控え様子見

UPDATE
2017.11.01
GATEGORY

今夜のFOMC声明に加え、明日発表されるとみられる次期FRB議長人事、さらに週末に米雇用統計と連続するビックイベントを控え様子見ムードの市場。

今回のFOMCは次回の12月FOMCでの追加利上げ発表に対する地ならしの様な意味合いを持ちます。既に市場は追加利上げをほぼ織り込み済みですが、如何に市場の動揺を抑えるかも重要なところです。

また、本来ならば今後の利上げペースも注目点ですが、このFOMC直後に次期FRB議長が発表される為、継続性はその人事次第になります。大方の予想通りパウエル氏が指名されればほぼ現状の体制が維持されることになりそうであり、市場もそれを望んでいますが果たしてトランプ大統領の決断はどうなるのでしょうか?

 

一方、日本では衆議院選挙後初となる日銀金融政策決定会合が開かれましたが、予想通りの現状維持。行き過ぎも指摘されている株価の上昇に対しては、ETF買い入れ「年間6兆円」を維持。バブルとの指摘もありますが、日銀が買い入れを停止・縮小すれば大きな影響が出ることは必至。しかし、その限界も見えてきており、如何に収束に向けて動くのか非常に難しい局面です。

 

貴金属は良好な米経済指標や欧州の政局不安がやや落ち着いてきたこともあり軟調に推移。依然下抜けの危険性が高い状況です。

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