相場天気予報MARKET FORECAST

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トータルでややマイナス

UPDATE
2014.05.01
GATEGORY

GWの連発するビックイベント第一日。

昨日は日銀金融政策決定会合、米FOMC、米GDP、米ADP雇用統計。

 

日銀金融政策決定会合は予想通りの現状維持。注目の黒田総裁会見も従来のスタンスを崩さず中立的な対応。ただし、2%の消費者物価指数の上昇目標に対しても強気を維持。市場の7月緩和発動観測は変わりありませんが、手がかりは見つかりませんでした。

 

FOMCは市場予想通り債券購入規模を100億ドル減額。そして、日銀同様に今後の見通しについては強気スタンス。粛々とスケジュール通りに進めることに変化はありません。

 

日米の中央銀行会合はノーインパクトでしたが、米経済指数はサプライズ。

まず米GDP。第1・四半期米GDP速報値は前期比0.1%増と、市場予想1.2%に届きませんでした。ただ、大きな数字のブレですが、第1・四半期は例の大寒波による大きな影響があった時。天候による一時的な数字のブレという事で市場に大きな混乱はありませんでした。

そして米雇用統計の前哨戦であるADP雇用統計は、民間部門雇用者数22万人増と市場予想21万人増を上回る改善。週末の米雇用統計への期待が高まりますが、連動性どころかADP雇用統計の逆目が出ることが多いのが米雇用統計。今回はどうなることでしょう。

 

GDPの下振れとADP雇用統計の改善で市場への影響は相殺されたような形になりました。ウクライナ情勢に動きもなく、貴金属市場にとってはトータルでややマイナス。チャートも素直に反応しています。

激動のGWはまだ始まったばかりです。

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